指定管理者に管理を行わせる公の施設名

八王子市学園都市センター（以下「学園都市センター」という。)

指定管理者候補者

公益財団法人　八王子市学園都市文化ふれあい財団（以下「財団」という。)

指定期間

令和8年（2026年）4月1日から令和13年（2031年）3月31日までの5年間

応募団体数

1者（特命）

特命により選定を行った理由

本市では、指定管理者の選定にあたっては、公募することを原則としているが、例外として相手方を特命により選定できることを「八王子市指定管理者制度導入に向けた基本方針その2（以下「基本方針その2」という。）」において規定している。「基本方針その2」3-（4）-イでは「地域に密着したコミュニティ関連施設など、市民との協働を推進するという本市の政策に沿った施策展開を行う施設」である場合は特命により候補者を選定できることとしている。

学園都市センターは、八王子学園都市大学（いちょう塾）及び大学コンソーシアム八王子の運営拠点という施設特性があり、市民や大学等と協働し学園都市づくりの施策展開を目的としている施設である。
財団は、八王子学園都市大学（いちょう塾）及び大学コンソーシアム八王子の事務局として施策展開において中心的な役割を担っており、さらに、学園都市センターの指定管理者制度導入から現在まで継続し管理者として施設の管理運営を担い、モニタリングにおいても市が求める水準を満たす評価を得ている。

これらの施設及び事業特性から、学園都市センターは、「基本⽅針その2」3-（4）-イの規定に該当する施設であるとともに、これまでの財団の管理運営実績から、公募の例外として特命により学園都市センターの指定管理者の候補として財団を選定することとした。

選定方法

「基本方針その2」3-（4）-イに基づき、「コミュニティ関連施設等」として公募によらず特命により候補者を選定し、「八王子市地域コミュニティ施設等指定管理者候補者の選考に関する実施要綱」に基づき、以下のとおり審査を実施した。

1　一次選考
応募書類を基に、市民活動推進部において「応募資格・応募条件に適合しているか」及び「事業計画の適法性」について審査を行い、また指定管理料の提案額が市の設定した上限額を上回っていないか確認を行った。

2　二次選考
「八王子市地域コミュニティ施設等指定管理者候補者選定のための評価会議開催要綱」に基づき評価会議を開催し、応募書類及び提案内容に係るプレゼンテーションを基に「団体の能力」及び「提案事業の内容」について参加者に評価してもらうとともに意見を聴取した。

選考結果

1　一次選考
応募書類を確認したところ、応募資格、条件に適合しており、事業計画に違法な点は認められなかった。また、指定管理料の提案額は、市の設定した上限額を上回っていなかったことから、合格と決定した。

2　二次選考
応募書類及び提案内容に係るプレゼンテーションを基に評価会議の参加者が評価した結果、評価点は以下のとおりであった。

指定管理者候補者評価結果シート（学園都市センター）（PDF形式 260キロバイト）

選定理由

財団から提案された事業計画は、学園都市センターの設置目的及び本市の学園都市づくり施策に沿った、実現可能な取組が示されており、指定管理者としてのノウハウを活かした効果的・効率的な運営と、市民サービスの質の向上が期待できる。さらに、指定管理料の提案額についても、これまでの実績と知見に基づき、収入の確保や経費の縮減に向けた取組が示されており、コスト削減を意識した内容となっている。
さらに、評価会議での評価においても、全ての評価項目で合格基準である6割を上回る評価点を得ており、指定管理者候補者として適当であると認められたため。
なお、財団は、これまで継続して当施設の管理運営及び保守管理を担っており、公の施設の安定的な管理運営を行う能力を有している。

選定までの経過

今後の予定